1. 概要
・日時
2011年12月9日(金) 13時30分~16時30分 (13時開場)
・会場
大阪・梅田スカイビル会議室
(梅田スカイビル・タワーウエスト22F)
・受講対象
1)製造・生産管理・生産技術・原価
管理のマネージャーおよびスタッフ
2)改善改革活動推進役の方 他
特に以下のようなお考えやお立場の方は、是非ご参加ください。
☆製造部門の改革活動・コスト低減活動を推進している方
☆製造部門における標準原価管理制度を考えている方
☆工場組織総合力強化を志向されている方
☆工場の人材育成について考えている方
☆改革のスピードアップを志向されている方
☆生産計画最良案や在庫の適正な統制について考えている方
近年、厳しいマーケットの環境下、生産部門の収益力は一段と厳しい現状が続いております。要因の一端はデフレ圧力、マーケットにおける多品種小ロット化の進行、為替変動による不安定化等々であります。製造コストの上昇、売価の低下、減産、この3つが相まり、収益が非常に不安定なものになっています。
一方で汎用型のビジネスモデルの製品を中心とした海外への生産移管という環境の急速な変化があります。そのスピードに工場の体質創りが付いていけず、管理水準を維持できない状況が国内・海外の工場で見受けられます。理由の1つとして工場の製造システムを担う人材の不足も否めません。
従って、マーケットにおける工場のコスト競争力の強化が非常に難しい状況にあるのではないかと感じております。
しかし、こういった状況下においても【グローバル市場で業界No.1を目指し、全身全霊で、コスト競争に勝ち抜く現場力】が求められています。
それを実現するためには、
■ 工場の組織機能とシステム・技術・管理・人材の4つの側面から強化ポイントを掴み、実態から確実に改革
を図っていくこと
■ 製造現場力(付加価値開発力)の強化、生産計画機能の強化等々を個別ではなく、
工場の製造システム全体最適の観点から実行すること
■ 工場の管理サイクルを運用するスタッフのコスト意識の醸成化や更なるレベルアップを図ること
が必要です。それが工場の製造コスト最少化や生産性向上、競争力強化実現への道となります。
本セミナーでは工場のマネージャー・スタッフの製造原価管理機能強化を目的とし、『強い工場』への改革の概念、実態や課題の把握の仕方、改革計画の立て方、実行推進の方法について実企業での実践をベースにわかりやすく解説いたします。
3.プログラム
1)某社に見る工場・製造現場の問題点例
2)『強い工場』を実現するためのポイント
3)製造システムの機能構成とコストの見方・考え方
4)『強い工場』を実現する改革計画の立て方・進め方
5)他社に見るコスト競争力強化の取り組み方
6)質疑応答