生産の運用に関わるコスト構造には生産品に真に機能するコストと損失コストがあります。売上に結びつく真に機能するコストだけが消費されればいいですが、現実にはそれだけではありません。例えば、現業部門の原料ロス・工数ロスだけではなく、工場には次のような多くの損失コストが発生します。

メップスでは生産システムを俯瞰的に見ます。そして、すべての損失コストの実態を把握し、プロジェクトによる優先順位付けと課題化、取り組みを行います。コストダウン、コスト最小化を実現します。

生産システムで生産性というと、投入と出来高の関係、時間当たりの生産量で見ることが多いと考えます。しかし、本来、需要構造に対し、生産プロセスとの適合性の関係を見ないとコストの概念になりません。稼働率や原単位生産量（損益分岐点生産量）という見方をしないと損益管理には結びつきません。
メップスの生産性向上は

を対象といたします。生産システムの総合的な生産性の向上を図り、収益最大化に直結した能力開発を行います。

また、回収性は、消費と回収の関係から向上を図ります。マーケットに物を売って、人・設備・エネルギーを使う、その消費構造と回収の適合性が正しければ、収益は上がります。例えば、次のような内容が、整合されればコスト回収能力は変わります。こういった観点で回収性向上を図ります。

新しいビジネスモデルの展開、エリアの拡大等によるマーケット開発やマーケットの需要構造の変化があれば、生産システムも変わらなければ、高い収益力は保てません。また、特にグローバルゼーションの中でエリア別にカスタマーの価値観は多様です。日本国内で持っている競争力が海外では通じない場合も多いと考えます。
メップスのシステム・制度構築は変化に対峙して、生産システムにおける次の４つの内容を再構築いたします。

組織全体が目標や目的に向け有機的に連鎖し、一糸乱れず機能する状態を作ります。
全社の最適解を推進する高い生産性を持った生産システム運用制度をご提供いたします。

プロジェクトのアウトプットとして、人の経営技術スキルをどう上げるかは特に重要です。メップスでは全コンサルティングメニューにおいて、プロジェクトの実践を通じ、プロジェクトメンバーにコストの概念を身につけて頂きます。コスト、群管理機能、編成効率等の考え方を体得することによって、個々の部門、個々の製品で管理するのではなく、全体を俯瞰して見るような視点を持った人材に育ちます。メップスが支援するプロジェクト活動を通じ、そういった人材にパフォーマンスが向上されます。