生産システムとは、【製品を作るために必要とする機能とその連鎖】のことです。その目的は次のようになります。
1)常にマーケットと対峙しながら、付加率を高めて事業価値を上げていくこと
2)経済活動を通じ、顧客の価値を創造すること
そのためにマーケットの益率・資源付加率・付加価値稼働率・マーケットへの供給優位性、これら管理水準をマックスにすることを役割とします。
このシステムは生産のマーケット構造をデザインする機能、また管理水準を最大にするために生産システムのアプローチの仕方を検討する機能です。管理水準とはマーケットの益率(例えば直接原価率)、資源付加率(例えば働いている人のチャージ)、設備の付加価値稼働率、マーケットの供給優位性(例えばリードタイム)等を指します。
具体的には、以下のような内容をデザインするシステムです。
顧客ニーズに対応した生産機会において、投資した、あるいは保有している生産プロセスの付加価値能力を最大に発揮させることが重要です。このシステムは、それができなかった場合の機会損失を防ぎ、コストミニマムを実現するためのシステムです。製品群全体の最適解を求めるため、生産プロセスデザインの業務設計を行います。生産投資・回収モデルデザインシステムを全体の計画とすると、このシステムは個別の生産品目に関係する設計システムであり、全体と部分を繋ぐ役割を持ちます。
具体的には、以下のような内容をデザインするシステムです。
上記2つを企画・設計のシステムとすると、このシステムは生産、物流の実行システムです。マーケットへの製品供給機能であり、物流は生産支援機能として位置付けです。このシステムは以下の内容を計画・実行し、付加価値能力開発を行います。
生産投資・回収モデルデザインシステムの企画・設計と生産プロセスデザインシステムの実際を比較し、コントロールします。次の内容を把握する機能を持ちます。各システムの部分最適ではなく、生産システム全体の最適解を求める機能です。
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